失恋日記

心を落ち着かせるためのもの

失恋物語1

高校1年の夏のお話。

 

私はテニス部に入部。

毎年GWは男女で合宿に行っていた。

練習を終えて、お風呂タイムの時に事件は起きた。友達がお風呂に入ってる時に男子が1人、間違って女風呂を開けてしまった(なんで間違えたのかは未だに不明)。友達からその話を聞き、犯人探しをすることになった。犯人はすぐにわかった。その犯人はとても綺麗な顔をしてた。面食いな私は彼のことがすぐに気になる存在になってしまった。

 

合宿が終わり、数日後、彼からメールが来た。『この前はごめんなさい。間違えて開けてしまった』という内容だった。私は自分の体は見られてないし、彼のことが気になってたから、間違えたとかどうでも良くて、メールが来たことがすごく嬉しかった。

 

そのことがきっかけとなり、メールを毎日するようになった。他愛もないやり取りを繰り返していたある日、彼から紹介したい人がいると、メールが来た。それは、彼と中学の同級生で他校の人だった。どうやら私に一目惚れをしたらしい。私は彼からのお願いだから、その人とやり取りをすることにした。(結局その人から告白されたけど、彼のことが好きだったのでお断りしたのでこの話は割愛で)、、、。

 

夏が終わり二学期が始まった。体育祭と文化祭の準備で忙しくしていた。メールのやり取りはLINEに変わってからも続けていた。

 

その時期、私と仲良くしていた帰宅部の友達が男子テニス部のマネージャーにならないかと先輩から誘われていた。その先輩は彼とも仲が良く、友達と彼も仲良くなっていった。(結局マネージャーにはなってない)

 

私は、友達も彼のことが好きだと思い、友達に好きでしょ?って聞いてみた。でも、返ってきたのは、違うよという言葉。私はそれを信じて、好きでいようと決めた。

 

体育祭と文化祭が終わった日、私はテニス部と軽い打ち上げをした。時間も遅くなり、1人で自転車で帰るのが怖かった為、ダメ元で彼に連絡してみた。すると、私の家とは方向が全然違うのに、家まで一緒に自転車で送ってくれた。

 

この時、私はもう確信していた。きっと、両想いだ!これは、きた!!!と、、、

 

その夜、『ありがとう』と、お礼のLINEをした。

 

 

でも、そのLINEに既読がつくことは無かった。

 

 

 

 

 

4日後、、、

 

 

彼と私の友達が付き合っているという噂が流れてきた。嘘だと思いたかった。でも、本当だった。

 

ストレスから暴飲暴食が止まらなかった。

 

思わせぶりな態度とらないでよ、、、

 

友達とは同じクラスだった為、気まづくなりたくなかったので、いつも通り接しようと思い、話しかけた。でも、無視された。友達の周りの人にも、無視された。あとから知った話だけど、友達は私のことを無視してたくせに、周りの人には私からいじめられてるっていう、根も葉もない噂を流していたらしい。(女ってやつはほんとに怖いもんだ)

 

これが高1の夏のお話。

 

だけど、一途すぎる私は大学1年まで、彼への気持ちを引きずったままだった。

 

mkmkmk